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SBCのレビューのこと

需要ありますかね?

弊社のアクセスログを見ていると、SBCのレビューが結構人気エントリです。

弊社が扱ったものは、

があります。いずれも、弊社で使うためにレビューしたものをエントリにしたのですが、そこそこアクセスがあります。

Raspberry Piはどこでも情報がありますが、Orange Pi 5とかROCK 4C plusはあまり他では見掛けません。

ROCK 4C plusについて

(ROCK 4C plus)

元々、ROCK 4C plusは面白そうだなと思ってレビューしたものです。ちょうどRapberry Pi 4が入手難だったこともあって、その代替として使えないかなと思ったからです。

また、ROCK 4CはSSDが使えるということもあって、Raspberry Pi 4と性能が同等であっても「SSDが使える」という点で頭抜けていました。そこで、「もしかしたらこれ輸入販売したら良いのかも?」という気持ちもありました。

そんなことも思って、レビューをしています。

ROCK (Pi) 4C Plus が届きました

ROCK (Pi) 4C Plus へUbuntuServerをインストールする

またエントリにはしていませんが、Androidを入れて試してます。実のところ、普段使いにはOrange Pi 5を使うことが多くて、ROCK 4Cに関してはAndroidで使われていることが多いかも知れません。

ググってもらうとわかりますが、「ROCK 4C plus」で検索して出て来る日本語の操作説明のエントリは、上記のエントリしかありません。他は紹介とか仕様説明だけですね。ROCK 4C plusは弊社の体力では販売できない(技適取得が必要)ので諦めかけていたら、OKdo経由で他社が販売しているようです。売れているかどうかはよく知らないのですが、世界ではさておき国内でそれほど売れているとは思えません。ちょっともったいないです。

Orange Pi 5について

(Orange Pi 5 Plus CPUが少し汚れているのはグリスです。)

Orange Pi 5については、もうちょっと積極的に取り組んでいます。使ってみると結構便利だったこともあって、実のところ弊社では主力で使っています。サーバとしても開発環境としてもバリバリ使っています。

また、これもあまり国内で扱っている業者はないので、輸入販売できないかなと(今も)思っていたりします。Orange Pi 5には技適の問題はない(5BはWi-Fi内蔵ですがそこまで魅力的でない)ので、体力の問題も少なめですから。

そんなことも思って、レビューだけじゃなくて解説記事もいっぱいあります。

Orange Pi 5シリーズ

使うことも多いのでネタもいっぱいですしね。

これも「Orange Pi 5」でググったら、弊社関係のエントリが上位に来ますね。これだけ情報を網羅的に集約してるところはないので。

これも国内で売れたら良いなと思って一瞬Amazonに置いてみたりもしたのですが、数量のこともあって売れていないのと、弊社の馬力不足もさることながら公式がすぐ品切れてしまうということもあって、あまり気合いが入れられていません。ちょっともったいないなと思います。

その他のSBCについて

(Stereo Pi v2)

Raspberry Piは他社が扱っていますし情報が豊富なので、あまり弊社でやることはないかなと思います。もっとも、コンピュートモジュールを使ったプロダクトについてはあまり情報が流れてないなということもあって、解説記事を書いていたりします。

Raspberry Pi(reTerminal)にZabbix6.4 をインストールする

Stereo Piで3Dライブストリーミング

そもそも弊社はSBCが好きなので、

技術閑話(第4回) SBCの勧め

こんなエントリを書いていたりするわけです。

最近の注目としてはNanoPCがあります。

NanoPC-T6

内容としてはOrange Pi 5 plusとだいたい同じですが、良い点もいくつかあります。

弊社は別にどれかに肩入れするつもりもないので、使うようになったら解説記事とか書くんじゃないかと思います。

弊社とSBC

前述のように、弊社はSBCが好きです。

なぜ好きかと言えば、

  • 安くて場所を取らない
  • 多くを求める必要がない
  • かわいい

ということで、アプライアンス的なソリューションを作りやすいと思えるからです。

実際、弊社では主にサーバとして使っていますが、結構単機能です。それでいてメモリが16GBとかあるので、下手にAWSのインスタンスを用意するよりはコスパが良いです。パワーはそれなりということはありますが、使える範囲であれば十分過ぎるくらい使えます。下手に余分なことをさせない分余裕があったりします。

たとえば零細企業のバックオフィスシステムとか、文庫本サイズのサーバで運用できるわけです。弊社会計システムは元々Raspberry Piの上で作ったものですから、そういった感じです。

そういったことを考えると、ちょっと前までは「物好きの遊戯」に過ぎなかったものが、結構本格的な

オフィスコンピュータ

として使えるようになりました(懐しい響き)。それこそ、某医療システムくらい楽に動いてしまうはずですからね。

そんなことで、オンプレでシステムを動かしたいけど大袈裟なハードウェアは置きたくないというようなニーズにはぴったりです。大昔(30年くらい前か)に白箱PCにLinuxを入れて「なんでもサーバ」として使っていたようなそういった方面の使い方をするには、今のSBCはちょうどいい部材だと思います。あの頃と比べれば、今はオープンソースで使えるものも沢山ありますから。

ということで、SBCをよりコンピュータ寄りの使い方をしたいというお話があれば、喜んでお応えしたいと思います。

また、弊社はテクニカルライトを業務としているわけではありませんが、大好きなSBCのことなので解説記事を書いて欲しいというベンダーさんがあればお声がけ下されば対応したいと思います。

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