本日は弊社の創立記念日です。
皆様のおかげで、今年も創立記念日を迎えることができましたこと、心より感謝申し上げます。18年の歳月を経て、多くの挑戦や困難に直面しながらも、成長を遂げて参りましたことを誇りに思います。
正直すぎると儲からないのは重々承知の上ですが、それでも変わらず真摯に皆様のお役に立てるよう今後とも頑張って参ります。
記念日ということで、「Jar-Garden」開発までの歴史を振り返りたいと思います。
Jar-Gardenができるまで
2018年 7月 植物の調査開始
まずは、育てる植物について調査します。これは趣味に近いこともあって深く考えずに始めてみました。
2019年 春 実験開始
瓶の蓋に植物LEDを貼り付けた実験を行いました。内部の枠は、スチレン板をデザインカッターでくりぬいたものです。当時のレーザーカッターはまだ稼働する前だったので、ほとんど手作業です。
照射してみた時の写真。中身は作り物です。
2019年 5月 試作
レーザーカッターが稼働したので、レーザーカットしたMDFを組み合わせた蓋を作りました。形状もだいぶシンプルになりました。どれくらいの厚みが必要かわからないので、カットしたMDFを重ねて調整しています。
2019年 7月 LEDのコントロール部分の開発
LEDのコントロール部分の開発を始めました。開発中に使っていた右側のセットはogochanが作った便利グッズの一つです。
2019年 7月 蓋部分の製作実験の開始
小型CNCで製作に取り掛かります。CADもCNCもGコードも良くわからない状態からのスタートです。
2019年 9月 試作なんとなくましな形になる
とりあえず、組み合わせて形になりました。内部の凹凸のある部分もレジンで作ったものです。(3Dプリンタではない)
2020年 11月 Jar-Gardenの基板第一号ができる
2021年 春頃 新基板を組み合わせた試作ができる
見ためは前回からあまり変わっていないですが、新バージョンの試作品ができました。
2021年 7月 Jar-Gardenの商標が登録される
2021年 11月 試作
これまでの試作品をもとに、全体の設計を見直した試作品です。当時はこれでほぼ完成と思えるレベルまでブラッシュアップしたものです。
最終段階で、改良案が閃いたので少し形状が違うものもあります。
内部はこんな感じです。
コントロール用のiOSアプリ。ここでの設定情報はDeviceConsoleという自社のクラウドサービスにアップロードされ、アップロードされた設定情報をクラウドからJar-Gardenが取得するようになっています。
今後ともよろしくお願いいたします
思い立って過去の写真を漁りながらまとめてみましたが、結構時間がかかってしまいました。これからも、自社製品に限らず、素敵な商品やサービスを作り続けることに従事していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
(梱包される様子をイメージしてみた)