6月6日です。

よく知られていることですが、6月には祝日も祭日もありません。また、年末年始のような臨時の休日もありません。つまり、休日は土日だけになります。

弊社では「祝祭日のない一般的な休日のない月のゾロ目(月と日が同じ数字)の日は休日」というルールがあります。現在は6月6日だけですが、以前は8月8日も該当していました。この日を「ぴろろんの日」と呼んでいます。

「ぴろろん」とは↓こいつです。

これは横顔ですが、前から見ると、

こんな感じ。

ありがちのキャラですね。

起源

「ぴろろん」は30年くらい前に私(生越)が考えたキャラです。

ぴろろんには元々「海ぴろろん」と「山ぴろろん」がいて、都市化が進むにつれて「街ぴろろん」とかに進化するものが出ました。海ぴろろんと山ぴろろんは緊張関係にはなく、単に生活圏が異なるだけです。時々遊びに出掛けたりします。

30年くらい前にはビジュアルが存在してなくて、単に「お話」だけの存在でしたが、mayumiがビジュアルを考えてくれました。あれ? よく考えたら、mayumiが生まれる前からいる!

性質

ぴろろんに仕事は特にないのですが、「楽しいことが好き」「楽しいことが全て」という価値観を持っていることになっています。

楽しさのためには、他人をそそのかすことに抵抗がありません。なぜなら楽しくなるからです。自分が楽しいことは他人も楽しいと思い込んでいるので、そのためには他人をそそのかすことに抵抗がないのです。

全ての価値判断は「楽しいかどうか」です。その前には「儲かる」とか「生きる」とかはどうでも良いのです。失敗しても気にしません。失敗自体が楽しければ、それで満足してしまうからです。「何かを達成する」ことよりも「楽しめること」が大事なのです。もちろん反省はしません。

ぴろろんは「胡麻の精」であると考えられていて、仲間は大勢います。なので、仲間が一人や二人減ったところで、楽しければ良いのです。自らも楽しければ死を厭いません。後悔することはありません。後悔の主体である自分が死んでしまってるのですから。そもそも元が「胡麻」なので、食われてなんぼです。

仕事はないですが、平日は「社畜ごっこ」としていて、働いているフリをしています。世間の人達が会社勤めをしているのを見て、「きっと楽しいことなんだろう」と思ってやっているのです。定時が来ると、さーっと帰ります。

種類

「海ぴろろん」と「山ぴろろん」が原種として存在していますが、現在は「街ぴろろん」とかもいます。みんな仲良しです。別に仲良くしたいから仲良くしているわけではなくて、仲良くしてる方が楽しいとゆー理由です。

また、それとは別に「社交性のあるぴろろん」と「ぼっちのぴろろん」がいます。要するに「十人十色」です。個性があります。

仲間

「ぴろろんの世界」には仲間が大勢います。

「おでんマン」いつも「おでんはおまちしております」という体制です。

「コ」。「コッ」という音を立てながら移動します。ハイヒールの人のヒールとかによくくっついています。ほら、「コッコッコッコッ」って音を立てて歩いている人がいるでしょう? あれは「コ」がくっついているんです。

「かえる」と「かわいいいきもの」前から見たところですね。

「かえる」は素直なので、しばしば「ぴろろん」にそそのかされて煮え湯を飲まされています。でも性格が曲がったりはしないで、「ぴろろん」と仲良くやっています。

「かわいいいきもの」は「かえる」と一緒に行動していて、「かえる」は寒くなると暖かい地方に旅に行ってて、その時に「かわいいいきもの」は死んだりしてたのですが、最近の「かえる」は冬になると毛を生やすことを覚えたので、その毛の中に隠れることで死ぬことがなくなりました。

「まるいものをたべる生き物」と「まるいものをたべる生き物をたべる生き物」

ある時期事務所に出没していた、「まるいもの」を食べる生き物の想像図です。まぁ、正体は「レーザーカッターの排気口のところから入って来たネズミ」だったんですが、結構被害にあいました。

「ザリガニ」
現在も飼育している生き物。過去に脱走したザリガニが「まるいものを食べる生き物」のための罠(ネズミ捕り)にかかって確保されるという事件がありました。かわいくて、美味しい素敵な生き物。

「カニ」
過去飼育していたサワガニ。「サワガニ」も脱走することがありますが、「ザリガニ」と違うのは自分以外を踏み台にしてでも脱走を遂げるところです。

「カニ」「ザリガニ」に脱走をされると探すのに苦労するのですが、日々諦めずに脱走に励む姿には学ぶところがあります。

「トリ」
コカッと鳴きます。焼き鳥屋を経営していますが、自分が食べられるとは思っていないようです。食べられてしまったトリからは、そのような情報は伝えられないので、自分が食べ物であることは永遠にわかりません。美味しくて人気者です。

「バーガー」
近所のハンバーガーショップの広告から突然変異して発生した生き物。とあるデザイナーに殺されそうになった経験があります。

他にもいろいろいて、時々事務所のホワイトボードに新キャラが描かれています。

特にストーリーとかがあるわけではなくて、みんな仲良く生活していて、時々「ぴろろん」に騙されたりもしていますが、あまり気にしてないようです。

まとめ

「ぴろろん」はちょっと毒のあるゆるふわキャラなんですが、基本的な性質である「楽しいことが好き」「楽しいことが全て」というのは、よく考えるといろいろ考えさせられます。今時の広告系の諸々とか、「ぴろろん」に見えて来ませんか?

と同時に、悩んだり心配したりするくらいなら「楽しんでなんぼ」ってのも悪くないなって気がしませんか?

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