Mayumiがアクセス解析を見ていて、「開発を依頼しようという感じのSEOが弱い」と言ってました。
確かにあまり受託開発についてのエントリがないので、弱いのは当然ですね。そもそも受託開発はNDA等が絡むため、ブログのネタにすることはあまり簡単ではありません。実績をドヤることもしにくいものです。
また、以前に「受託からは撤退」ということを書いてしまったので、そういった意味でもあまりお声がけがないのでしょうね。
とは言え、↑のエントリを見ていただくとわかるのですが、「受託開発撤退」というのは「外注扱いされる仕事をしない」という意味です。
前のエントリからの繰り返しになるのですが、弊社は大々的に受託開発を受ける体制にはなっていません。
マンパワーも資金的な体力もあまりないので、受託開発をメインに据えるような体制が組めないのです。
また、継続的に受託開発を営業できるような体制もありません。その辺のことは、
を見てもらうとわかります。
どんどんマンパワーが提供できる体制ではないので、いわゆる外注という感じの仕事のしかたが出来ないということもあります。
では全くやらないかと言えばそういうわけではありません。
そもそも受託開発というのは、
IT業界と顧客をつなぐもの
だと思っています。顧客なしではビジネスは存在しえないわけですから、「顧客とつながる何か」が不要だということはありません。また、IT屋としての社会貢献ということを考えれば、「受託は全く考えていません」という態度はどうかと思ってます。
それでも件のエントリで「受託はしませんよ」と言っているのは、外注という形での働き方が弊社には困難だからです。
なので、外注という形式でなければ受託開発は可能です。具体的には
ビジネスパートナー
という扱いであれば、お手伝い可能です。
もっとくだけて言えば、「指揮系統は発注者(外注は言うことを聞け)」という体制ではやれないということです。
この体制だと、最初からゴールが明確に決まっています。そして、多くの場合やるべきタスクも細かく決められていて、「大過なくタスクを消化」することで業務がまっとうできます。ある意味とても楽ではありますが、弊社であるという特性が生かせません。コスパよく働いてくれれば誰でもいいということになります。
弊社はマンパワーは少ないですが、技術そのものには自信を持っています。使える技術の幅の広さにも自信があります。ですからそれらを使わなければ、弊社の価値は出せません。
ですからむしろ、
- 具体的な問題解決方法がわからない
- どんな技術が使えるかわからない
- どれくらいの費用をかければ妥当であるかわからない
- そもそも何が問題なのかよくわかってない
と言ったような、発注者が具体的に何をどうすれば良いかわからない問題に道筋をつけることこそが、その技術を活かす使い方だと考えています。
ですから、お客様の業務分析等も含みつつコンサルもしつつで、お客様と一体となって問題解決をするようなお話であれば、大いに役立つことだと思います。
仕事依頼のページを見て戴けるとわかりますが、かなり漠然とした段階でのご相談もメニューの中に入れています。つまりITが専門でない人達にIT技術を提供する糸口として相談を受けるということです。
もちろん相談を受けるだけではなく、具体的にどう実現して行くかという話まで続くわけですが、その時も責任を持って取り組める技術の提供ができるようにするというのが、弊社の考え方です。
そういったわけで「受託案件」であってもお気軽にご相談下さい。と言いますか
相談こそ業務
であるとさえ思っています。ですから受託開発には違いはありませんが、いわゆる受託開発とはちょっと違う感じになりますね。場合によっては実際の開発は弊社以外になるかも知れませんし。
初回は無料となっておりますので、お気軽にご相談下さい。