ogochan
今回のはネタです。でも将来「アレオレ」がしたいのでジャストアイディアに過ぎませんが書いておきます。
今の時期の東京はイチョウの葉がいっぱい落ちています。
一つ拾って来ました。
遠目で見ると綺麗なんですが、重なっていると滑りやすく、この季節はちょっと危ないです。でも、1枚1枚は綺麗で可愛いですね。
背景
この季節の東京にはイチョウの落葉がいっぱいあります。東京の街路樹の宿命かイチョウがそんな性質か知らないのですが、秋と言うよりも冬になってから落ちます。私のイメージだと、クリスマスやお正月と重なっています。三が日の街に人が少ない時にイチョウが舞う。イチョウの落葉を見ると、そんなイメージです。
それはいいんですが、こいつは結構危ないもので、上を歩くと滑ったりします。わからない人は、「なんでわざわざ落葉の上なんて歩くの?」とか思うでしょうが、この近所だと街路樹がほぼイチョウでそれも結構な大木なものですから、歩道の上にいっぱい積もっているので、「わざわざ」じゃないんですよ。まぁ要するに邪魔なんです。
この厚めのところをうっかり歩くと転びます。
でも、一枚一枚は綺麗で可愛いものです。形もよく見ると面白いですね。
アイディア
東京都のマークはイチョウの葉です。
ある意味
イチョウ = 東京
と言えます。ですから、「東京の何か」を表現するのにイチョウを使うことは自然なことです。街路樹にイチョウが多いのとシンボルマークとが関係あるのかないのかわからないのですが、イチョウは「都の木」ということにもなっています。
よその人に「イチョウなんてこの辺にもいくらでもあるぞ」と言われても、「イチョウは東京の木なんです!」と堂々と言えます。
また、東京大学のシンボルマークもイチョウです。
受験生にとっては
イチョウ = 東大
とも言えます。「東大ネタの漫画」にもしばしば現れますから、これも定着しているものと思って良いでしょう。
これらのことから、いくつかのアイディアが産まれます。
単純に東京みやげにする
そのままでも良いかも知れないですが、これを押し花加工して、さらに「しおり」のようにすれば、可愛いおみやげになりそうです。
今の時期に集めて天然素材のおみやげにすると、なんと東京にも天然素材のおみやげが出来てしまいます。田舎者(自分の子供の頃とか)にとっては、「東京には自然がない」みたいなイメージがあって、「東京のおみやげって工場生産のものしかないし、何なら中国製」みたいな感じがしたりするんですが、イチョウの落葉に関しては資源量が無限にある天然素材です。
実はイチョウはアジアではそれほど珍しくありませんが、それ以外では珍しいものらしいです。しばしば日本固有みたいに言われますが、それは間違いです。室町時代頃に中国から伝わったようです。
とは言え、欧米では珍しいものらしいので、訪日外国人向けのおみやげとしても使えますね。
受験生にあげる
イチョウは東京じゅうにあって、東大構内にもイチョウはあります。これを集めて来ます。
受験生の「お守り」と言うより、「気合い入れツール」として使います。
前述のように、イチョウの葉は
落ちるし滑る
のです。「落ちる」も「滑る」も受験生の忌み言葉ですね。意味はいくらでもつけられそうです。まぁそれゆえ「お守り」には難しそうですが、受験生を甘やかす必要はありませんからね!
あるいは、「今年はもらったけど来年は自分で拾え」みたいなことも言えますね。
人によっては「甲子園の土」的な見方もできるかも知れません。
まぁ理屈と膏薬はどこにでも付きます。
ついでに言えば、「受験の神様」的な存在である天神様。湯島天神と東大(本郷)はごく近くです。ルート的には千代田線湯島駅から行くよりは、丸の内線本郷三丁目から東大を横目で見ながら行く方が、急坂を登らないで済むだけ楽でしょう。それくらいの距離感です。
湯島天神も入口にデカいイチョウの木があって、菊祭り前は銀杏の臭いで臭かったですし、今の時期は石畳の上に落葉があって滑って怖いです。微妙な坂になっているので、うっかり歩くと本気で滑ります。ここのイチョウも使えそうですね。
まとめ
都内では邪魔で危険な廃棄物に過ぎない「イチョウの落葉」ですが、使い方によっては「おみやげ」として使えそうです。
そうすれば資源化されるので、落葉で滑ることも減っていいんだけどなぁ...
PS.余談
意外に「おみやげに喜ばれそうなのに地元民は価値を認めてないもの」って結構あります。
私の郷里あたりのごく普通の食材で、「ボベ」という貝があります。これ、私なんかはその辺の普通のもので、特別ありがたいとも思ってなかったのですが、たまたまとあるYouTuberが食べて絶賛してました。
「イチョウの落葉」もそんなものなのかも知れません。
PS2. 余談2
どの程度か知りませんが、イチョウの葉には防虫効果があると言われているようです。
しおりとして本に挟んでおくと、本に虫がわかずに済むらしいです。
箪笥の底に敷きつめたり、袋に入れて箪笥に入れると良いとか、そういった話も聞きます。
実際にどれくらい効果があるのか、そもそも本当に効果があるのかどうなのかはわかりませんが、昔からそのように聞くので効果があるのかも知れません。