ハードウェアからサーバ・アプリまでワンストップで開発

昨日のエントリに続いて、今日はマザーボードの方の実装

途中何度も心が折れそうになりましたが、無事実装できたようです。

今時はあまりサイズの大きな部品は流行らない... と言いますか、大き目の部品はディスコンになってたりするので、うちでレイアウトする時の基本は1005(0402)です。試作の時はこれを手で実装してます。スマホとかはこのさらに下のサイズの部品が主だったりするようですが、今のところ1005くらいを基本にしても良い感じです。

1005はご存知のとおり、1mm×0.5mmです。手で実装するのは、この辺が限界かなーという感じ。まぁ世の中にはもっと小さいのまで手でやる人がいるらしいのですが。

左下にある回路がスイッチングレギュレータの回路。電源電圧が12Vなので、マイコンの3.3Vまで下げるのにシリースレギュレータではちょっと厳しいので、スイッチングレギュレータを組んでます。最初は電圧が出てなくてびっくりしたのですが、はんだ不良を直すと動きました。

上半分に同じような回路ブロックが5つ並んでいるのはLEDのドライブ回路です。これも小さなLEDなら抵抗で済ませるところですが、パワーLEDなのでちゃんと定電流回路を作っています。

この程度であれば、実装屋さんに出してしまっても良いと思うのですが、自分で実装すると「レビュー1回」という感じになるので、なるべく一度は自分でやるようにしています。とか言いながら、「CAN/Ethernet対応周辺機器用マザー」に関してはQFNがあることもあって、最初から実装屋さんに出してますけど。

今回も自分で実装しているうちに、フットプリントの間違いと部品が密集しすぎている箇所をいくつか発見してしまったので、やったのは間違いではなかったなと思います。

それにしても1005とか本当に小さいですね。米粒と比べてもこんな感じ。


真ん中に米粒があるわけですが、その隣りに1005サイズのコンデンサがあります。米粒の向こうの抵抗は2012です。そっちじゃなくて、米粒の真左の茶色っぽいのが1005のコンデンサです。米粒巨大過ぎです。

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