WASP株式会社

2年くらい前のエントリで「CAN/Ethernet対応周辺機器用マザー」というものを開発している話を書いています。

この話が放置状態だったので、まとめておきます。


結論から言えば、件のマザーは無事動きましたし、ドーターとして載っているインターフェイスボードも動作を確認しています。

これはインターフェイスボードを装着した写真です。


左の巨大なコネクタは大電流をスイッチするもの、奥の多ピンのコネクタはその他のデジタル制御用(つまりスイッチ)です。右側にあるコネクタは電圧計測用のアナログ入力、ベタパターンが区切られているのは、それぞれが絶縁回路となっているためです。

当初のターゲットであった多摩川精機のサーボモータも、ちゃんとSV-NET経由で動かすことが出来ました。

Ethernetも一発で動かすことが出来ました。TCP/IPのプロトコルスタックも動いています。

もっとも、テストまでしたところで(営業上の事情で)プロジェクトが潰れてしまったため、日の目を見ることはありませんでしたが。

とは言え、このようなPLC機能を持った機器の基盤が作れたというのは、こういった仕事を受注した時に楽に仕事が出来るという点では、良い成果だったように思います。つまり、従来PLCと大量のリレーで実現していた機器の制御を全部詰め込んだ小さい箱(TAKACHIPR-140)が作れるということです。量産や小型化が必要な装置にとっては都合が良いのではないでしょうか?

このような機器の開発のお仕事があれば、お問い合わせ下さい。構成によりますが、インターフェイスボードを除けば量産時(数個単位)の単価は数万円程度です。ファームウェアの開発は人月120万円となっております。