mayumi
CNCが来てから3カ月経ちました。
正しく動かすのにしばらく苦労していましたが、補強したり、ノイズ対策したり、グリス塗ったりして、だいぶちゃんと動くようになってきました。
うまく動作しなかった分、仕組みに少し詳しくなれた気がします。
まだまだ、こうなっててほしいということがたくさんありますがおいおいやっていきたいなと思います。
今回は、CNCソフトを変えてみました。
Candle
最初に使用していたソフトは、CNC付属の説明書で紹介されたCNCソフト(Candle)で、USBとPCを直接つないでCNCを動かす構成になっていました。
これだと、実際に木を何度も削っていると木くずが舞ってキーボードの隙間に入ってPCが木くずだらけになるし、作成したNCファイルをいちいちCNCのPCに転送して実行しなくてはいけないし、CNC使っているときはPCはCNCの近くで使わないといけないしというところがあって、代わりになるソフトを探していました。
USBでPCを直つなぎだといろいろ不便だと思うんですが、なぜかレーザーカッターのソフトも最新版は直つなぎで操作するソフトになってしまいました。その方が便利だという人が多いのでしょうか。
CNCjs
新しく使うことにしたCNCソフト(cncjs)はnodeで動くアプリケーションです。弊社ではこれをraspberry piにインストールし、raspberry pi とCNCをUSBでつないで、作業PCのブラウザからCNCを実行しています。
これでPCも汚れることなく、NCファイルの転送の手間もなく操作できて快適になりました。
日本語表示も問題なくできているし、今のところ気に入っています。
原点合わせの時だけはiPadでCNCの近くから操作しているのですが、時折軸移動中の連続タップが早すぎてダブルタップと認識されてしまい、画面が拡大されて使いづらいので別途原点合わせのリモコンはあった方が良さそうです。
cncjsのプロジェクトにはPlaystation controllerで操作するソフトもあるみたいなので、このあたり時間のある時にセットアップしてみようと思います。