小腹が空いた時のポップコーンは良いものです。
とは言え、いくら近いとは言えポップコーンを食べたいからと映画館に行くのもどうかと思いますし、袋入りのを買うとなんか損したような気がするので、もっぱら自分で作ります。
ところが自分で作ろうとすると結構面倒なものでした。鍋で作ると焦げつきがちですし、テフロンのフライパンで作るわけにも行かないし(温度が高くなり過ぎるのでテフロンはNG)。
先日偶然にとても楽に作れる方法を発見してしまったので、メモしておきます。
背景
いつでもポップコーンを食べたいなと思って、ハナマサで「ポップコーンの豆」を買ってあります。豆でもないのに「豆」と言って売ってるのはおかしいんですが、まぁそこはつっこみません。
これを使うと、大変コスパ良くポップコーンが作れるのですが、案外に面倒臭いです。
ここにはあいにくテフロン加工されたフライパンしかないので、これで作るわけには行きません。ポップコーンを作る鍋は案外に高温になってしまうので、テフロンではダメなんですね(耐熱温度を超えます)。となると普通の鍋で作ることになるわけですが、そうすると焦げついてしまいます。後の掃除が面倒臭いです。
あっさりこの戦略を諦めて、電子レンジで作るポップコーンの「キット」を買って来るという手があるのですが、これが案外に高いものですし、何度作っても不発の豆が出てしまって良くありません。不発の問題は鍋で作ってもあって、いつも悔しい思いをしていました。
現状把握
不発が出るのは、加熱ムラのせいです。鍋にしても電子レンジにしても、気をつけてはいるもののどうしても加熱ムラは出てしまいます。もちろんいろいろ気をつけてはいるものの、先発のが弾けると、その衝撃でまだ弾けてない豆が飛んでしまうんですね。絶えず様子を見ながらまだ弾けてないものを加熱されるようにお世話してやる必要があります。これが結構面倒臭いものです。
焦げつきも、これがうまく行ってないせいで、加熱し過ぎになるからですね。
解決
要するに加熱ムラをなくせば良いわけです。
そこでふと「お茶碗みたいな放っておいても豆が底に集まる構造の器を使えば良いのではないか?」と思いつきました。弾けて加熱されない場所に豆が動いてしまうのであれば、豆が動いてもまた加熱されるエリアに戻って来るような形になっていれば良いわけです。
ということで、お茶碗(当然にセラミック)に豆を入れてレンチンすることにしました。
底が丸くなっているので、底の方に集まります。
これに適当な蓋をします。
このままレンチンします。
しばらくすると弾ける音がして、2分ぐらいたったら静かになりました。
これを開いたのが冒頭の写真です。いい感じでしょう?
これに適当に味をつけておしまいです。
歩留りですが、なんと
ほぼ100%
です。つまり、弾けなかった豆はないです。結局、豆そのものの歩留まりがどうこうではなくて、単純に加熱ムラのせいで不発が出来ていたのでした。本当にほぼ100%というのは凄いです。精神衛生上も良いものです。
おまけ
この「豆」の保存ですが、こういった工夫をしてみました。
適当に空いたペットボトルに入れるだけ。こうしておけば袋から出すことに苦労する必要はありませんし湿気ることも防げます。これは他のもの(塩とか)にも応用できます。
さらに気がついたのですが、お茶碗に油を入れる必要はありません。
鍋で作る時には油が必須なので思考停止して入れていたのですが、油は単なる熱媒体に過ぎません。それ以外の機能的な働きはない模様です。電子レンジで加熱する場合は直接豆を加熱しますから、熱媒体は不要です。まぁ風味付けにバターとか辣油とか入れるのは良いんですが、絶対必要なものではないようです。つまり、ヘルシーに作れるんですね。そもそも材料が少ないと言うのは楽なものです。まぁ油によるなめらかさがなくなるのでちょっとモソモソしますけど、それはどうとでも出来ますから。
ということで、CMSのオーサリング機能のテストを兼ねたエントリでした。
元々オーサリング機能はRailsで組んであったのですが、mayumiがNode.jsで書き直したようです。フロントもSvelteを使ったものになったので、快適になりました。これでこのCMSでRubyで書いてあった部分はなくなりました。