ハードウェアからサーバ・アプリまでワンストップで開発

Cerebelluino(2)

とりあえず結線

先日、Cerebelluinoというのを作ってるよって話を書いたのですが、コツコツ夜なべしてとりあえずレイアウトと結線はできました。

まだ調整やら修正やらあるので、描いたパターンは非公開でw

当初、Arduino UnoのフォームファクタでUSB(Type-C)とLANをつけるのは無理かなーと思ってたんですが、なんとなく出来ちゃいましたね。当初予定と違うのは、144ピンのマイコンではなくて、100ピンのマイコンだということくらいです。どうせそんなに引き出せるわけでもないので、100ピンで十分です。

今のところ2層(つまり両面)で出来てます。まぁこの辺は使用条件とか環境とか考えて、4層にしたりするかも知れませんが。

電源回路(左上の方)にパターン的に余裕があるので、LiPoの充電回路を入れても良いかなという気はします。私が想定している用途では必要ないですけど。と言えば、電源は24V入れられるようになってます。この辺はUno R4がそうですし、元々制御盤に入れることも考えているので当然と言うか。その代わり5Vに何も出ていません。5Vを使う必要性は個人的にはないので、そのための電源回路を用意する気が起きなかったのです。1.8Vなら出したくもなるんですが。

上半分がガラガラに見えますが、ピンからの配線で結構埋まってます。避けてはいるので、まだいろいろ置けそうではありますけど。

資金繰りのこともあるし、そもそも使っている部品が10月くらいにならないと入手できない(在庫がない)ようだしということで、実際に作れるのは秋以降でしょう。まぁ急ぐ案件があるでなし、ファームも書かなきゃいけないし、そもそもこれにそんなに注力する余裕もないのでのんびりとw

描いたり調べていたりして気がついたのですが、Arduino(Uno)って基板をネジ止めする穴って公式には存在してない感じなのですね。上のパターンで小さい黄色で塗り潰されたのが元々の穴位置なんですが、よく見ればネジ穴として使うにはシールド用のコネクタと干渉してしまって使い辛い感じです。そう思って市販のケースとか見ると、なんかひっかけるだけの固定になってるのが結構あります。いやしくも(?)産業用として使おうとか思ってるボードでそれは困るので、とりあえずちゃんとしたネジ穴を開けてみました。元の穴は「これが必要な人もいるだろう」と思ってそのままにしてあります。

コネクタを2列にすると、この穴と干渉するものがあります。右下の穴がそうですね。とは言え、この穴を使うのは多分Arduinoにぴったり合わせたシールドやケースを使う時だけなので、この用途の時はコネクタは1列のを実装しておけばいいので問題はないと思ってます(内側の列は独自拡張)。

Unoの基板がどうしてこんな変な形になっているかは知らないのですが、これが重要な人もいるだろうと思ってそのままにしています。欠けてる部分は製造の時には「切りカス」になってしまうだろうし、ここに基板があればもうちょっとレイアウト楽になったりするのですけど。まぁそんな反省からNanoとかMegaはあんな形状になっているんじゃないかと思ったりもします。

次はしばらくファーム(Arduino環境)の開発ですね。

最近のエントリー

Hieronymusのインボイス番号対応について

会計システム「Hieronymus」の現状

OrangePi5にZabbixをインストールする

レビュー等の依頼について

オープンソースのノートアプリ「SiYuan」 - CasaOS AppStoreレビュー

お気に入りの色さがし1

創立記念日

現在の営業品目(2)

現在の営業品目(1)

SPDX License Listをデータ化した

Orange Pi5でC3TR-Adapterを試す

CasaOS上で会計システム「Hieronymus」を動かす

会計システム「Hieronymus」v1.0.0 リリースしました

CasaOSでファイル同期アプリSyncthingをセットアップする

第11回 Freshmeat

オープンソースノーコード「Activepieces」でワークフローを作る

RaspberryPiにパーソナルクラウドOS「CasaOS」を導入する

sequelize-cliでdb:migrateすると「SyntaxError: Unexpected token ':'」が出る

LED行燈の試作(2)

CMSの社内向けサービスのリニューアル