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エッジAIとは

AIを使う処理には大量のメモリや処理能力の高いCPUが要求されます。
これらの資源が貧弱だと、AIの処理結果が返ってくるのが遅いばかりか、動かないことさえあります。
そのため、AIの実行にはそのAIの処理に見合う資源が必要不可欠です。

エッジAIは、AIの処理に特化したCPUが搭載されたデバイスです。
高負荷なAI処理をデバイス上だけで実行することができ、インターネットが届かないオフラインでの活用や、リアルタイムの処理、プライバシーの向上などのメリットがあります。

クラウドAIとエッジAI

何が違うの?

クラウドAIは、遠隔のクラウドサーバーでAI処理を実行し、結果をデバイスに提供するアプローチです。
エッジAIは、デバイス自体にAI処理を実行するための専用のプロセッサを備え、デバイス内で処理と分析を行います。
クラウドAIは通信が必要で、リアルタイム性が制約されることがある一方、エッジAIはローカルで高速かつオフラインでの利用が可能で、プライバシーも向上します。

エッジAIの特長

リアルタイム処理

エッジAIはデバイス内で処理を行うため、リアルタイムの処理が可能で、遅延が少ない。

オフライン対応

インターネット接続がなくても動作するため、オフライン環境での利用が可能。

プライバシー強化

データがデバイス内で処理され、外部への送信が制限されるため、プライバシーが向上します。

エッジAIの活用例

エッジAIが得意なタスクの一例をご紹介します。これらは、デバイス内でのリアルタイム処理やプライバシーの保護が重要な場面で利用されています。

物体検出

エッジAIはリアルタイムの物体検出に適しています。セキュリティカメラ、自動運転車両、監視システムなどで、物体をリアルタイムで検出するために使用されます。

音声認識

エッジAIは音声認識タスクにも適しており、スマートスピーカーや音声アシスタントデバイスでの使用が一般的です。デバイス内で音声を認識し、コマンドを実行するのに役立ちます。

ジェスチャー認識

エッジAIはカメラやセンサーを使用してジェスチャーを認識するのに役立ちます。これは、仮想現実、拡張現実、または制御システムの一部として使用されます。

テキスト解析

エッジAIはテキスト解析タスクにも適しています。スマートフォンやモバイルアプリケーション内で、テキストから情報を抽出したり、自然言語処理タスクを実行したりするのに使用されます。

健康モニタリング

ウェアラブルデバイスや医療機器に搭載されたエッジAIは、生体情報のモニタリングや健康診断に役立ちます。心拍数、体温、血圧などの情報をリアルタイムで解析できます。

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