ハードウェアからサーバ・アプリまでワンストップで開発

先日、会計システム「Hieronymus」のバージョン1.0.0をリリースしました。このリリースでは、CasaOS上で手軽に導入できるよう、Dockerイメージとセットアップのファイルを用意しました。

今回は、そのセットファイルを使って「Hieronymus」をCasaOSにインストールする手順をご紹介していきたいと思います。

Hieronymus

「Hieronymus」は、基本的な会計機能(財務会計)を備えたシンプルなオープンソースの会計システムです。中小規模の組織であれば、一通りの会計処理が行えるようになっています。詳しくは、「会計システム「Hieronymus」v1.0.0 リリースしました」をご覧ください。

CasaOS

CasaOSはファイルサーバー機能を備えたパーソナルクラウドです。CasaOSではAppStoreやDockerイメージを手軽にインストールすることができます。CasaOSについては、「RaspberryPiにパーソナルクラウドOS「CasaOS」を導入する」をご覧ください。

インストール

1. ホーム画面の「カスタムアプリをインストール」をクリックします。

2. casaos用のセットアップファイルを取得します。

「Hieronymus」のGitHubにアクセスします。GitHub - hieronymus

「casaos-setting.yaml」をクリックします。

​ ​コピーかダウンロードどちらでも良いので、ファイルの内容もしくはファイルを取得します。

3. CasaOSの方で「インポート」ボタンをクリックします。

4. 先ほど取得したファイルの内容もしくはファイルを貼り付けするか、アップロードします。最後に「送信」をクリックします。

確認メッセージが表示されます。自身の環境で都合が悪い場所があれば「OK」をクリックした後、修正してください。

問題あれば、修正してください。問題がなければ「インストール」をクリックします。

インストールが始まります。

インストールされました。

アプリ「Hieronymus」をクリックするとログインが表示されます。これでインストールは完了です。

まとめ

今回は、「Hieronymus」のインストールを通して、カスタムインストールを使ったAppStoreにないアプリをインストールしてみました。使い勝手は好みもあるかと思いますが、良かったら試してみてください。

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