ハードウェアからサーバ・アプリまでワンストップで開発

この前書いていた会計システムがだいたい出来ました。

gitにVer_0.9というタグを打って、以後の開発のためのブランチを作りました。

これで遅れ遅れになっていた昨年度の決算が出来るようになったと思ったので、税理士に出力を送って確認してもらっているところです。確認されて、問題がなくなったところで、Ver 1.0ということにしようと思ってます。

Ver 1.0になったらリリースしようと思ってます。果して需要があるかどうかはわかりませんけど、Node.jsで作った業務システムはあまり見掛けないので、そういった方面の興味を感じる人は、あるいはあるかも知れませんね。

機能は前回書いたように、ごく基本的なものだけです。

伝票入れて決算等に必要な諸帳票が出て来て、期末繰越処理が出来る。本当にそれだけです。

これ以上のことについては追い追い必要を感じた時にやっておけば良いと思ってます。

今のところ追加で開発しようと思っていることは、

新電帳法対応の電子領収書の保存と検索

が最優先です。これについては、新ブランチの中で作業を始めています。これが出来ると、電子領収書の保存について悩む必要がなくなりますから、いろいろ楽になりますね。当然ながら、伝票(の明細行)とはリンクするので、何かの調査が入った時でも大丈夫になるでしょう。

他には、通帳との整合を取る作業が地味に面倒臭いので、「通帳ビュー」の画面を作ろうと考えています。前のシステムにはなかったので作ってないのですけど、あればとても便利ですから。

ここまで出来たら「会計システム」としてはほぼ完了と言うことで、

  • 経費精算機能
  • 給与計算
  • 請求書発行

あたりを付加して、「零細企業用バックオフィスシステム」という方向を目指そうと考えています。現状は手でやったり、ExcelやらAccessやらでやっていて、「システム」としてはイマイチなので。事務量は知れているので、そんなに頑張ることもないのですけど。

CRMだのERPだのとゆー「3文字単語もの」を付加して行くのも面白いとは思うのですが、弊社では今のところあまり必要性が見い出せないでいるので、モチベーションは低めです。それよりはもっとベタな「商品管理」とか「部品在庫管理」の方が優先度高めですね。

「振替伝票をぶち込むAPI」も自動的に出来てしまったので、いろんな応用はしやすくなりました。

Railsと比べてどうだったかという話ですが、個人的には

違うと言えば違うし大差ないと言えば大差ない

という、ごく普通の感想になりますね。Javascriptだと常に非同期がついて回るという点が、こういったものの時には悪い方に作用することの方が多いというくらいです。それも回避するパターンとか作ってしまえば、あまり気にならないですし。

そんなわけで、とても地味なものではありますが、こういったものであっても必要とあらば「やってしまう」ことは十分可能なので、案件あればよろしくお願いします。普段は「IoT屋です」「ハードやってます」とか言ってますが、半導体がこうもアレな状態になると、こういったものであっても大喜びです。

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