WASP株式会社


Genmitsu CNC ルーター・マシン PROVerXL 4030」です。
弊社にあるCNC「Genmitsu CNCルーター3018-PRO」と同じメーカーの出している上位版になります。

旧CNC(Genmitsu CNCルーター3018-PRO)


Genmitsu CNCルーター3018-PRO」は一昨年に導入したCNCです。こちらは、組み立て後すぐの時はいろいろと課題があり調整が必要でしたが、その調整をだいぶ行った今では特に大きな問題を起こすことなく安定して動いています。
ある程度調整がかかったとはいえ、2万円程度でこれだけ動いているのはすごいと思います。

全体的に旧CNCには満足していますが制作したい物に対して旧CNCはもろく、パワーがありません。
その点を考慮して制作するとどうしても動作に制限がかかり(一度に切削する深さを浅くする、スピンドルの動きを遅する等)、結果として制作にかかる時間が長くなるのが最近の悩みでした。

強いCNCを求めて

制作物に見合うCNCの購入を検討します。

  • オフィスに置けるサイズ
  • スピンドルのパワーはできるだけ強く
  • フレームはやスピンドル部分の素材は鉄など剛性の高いもの
  • ワークのサイズが用途に対して十分であること
  • 価格

という条件で探し、一番理想に近かったのが「Genmitsu CNC ルーター・マシン PROVerXL 4030」でした。

組み立て

旧CNCを同じメーカーですので、パーツを組み立てるところからはじまります。

スピンドル部分はある程度組み立てられて届きました。(写真はスピンドルの部分は安全な場所に移動させた状態のところ、ホースは梱包された部品ではありません。)

一つ一つのパーツが大きく、重さもあります。




とりあえず、無事けがもなく組み立て終わりました。

Z軸プローブの取付


旧CNCには附属していなかった装置です。

エンドミルにクリップをはさみ、材料の上に金属板を置きます。エンドミルが下がって金属板に触れた瞬間に電気が流れるようになっており、電気の流れた時のエンドミルの位置と、金属板の高さを使って材料面のトップを0としてZ値を設定します。

このZ軸の0設定はこれまで手動でやっていた作業で、大変というわけではないけど面倒な作業でした。最初は本当に金属板に触れた時にエンドミルが停止するか不安でしたが、安定して動くことがわかりこれは大変便利だなと感心しました。

カバーの制作


旧CNCを使っていた時に、必須だと感じたアイテムです。
本当はかっこ良いものにしたいところですが、考え出すと欲がたくさんでてきて(防音仕様、遠隔監視、外から加工の様子が見られるようにしたい等)カバーの制作すらなかなか進まないため割り切って段ボールで囲います。
目的は防音よりも、粉塵対策です。


加工の様子を見ていると加工時の粉塵が鼻や喉、目を刺激し、鼻が痒くなったり、目が痛くなったり、喉がイガイガすることがあります。
段ボールは素材としては頼もしくはありませんが、それらを防止したり、CNC以外の場所まで木屑が溜まってしまうのが防げます。
弊社で加工する材料は木材が多いですが、加工材料によっては塵肺の恐れもあるためあまり侮れません。

今回はCNCが梱包されていた段ボールを活用しました。
見栄えは気にしないようにと思うものの、CNCの絵柄が前にくるようにだけしてみました。
上部分は、今のところは適当に段ボールを被せます。

おわり

まず無事に設置できて安心しました。社内にはすでに、「レーザーカッター」「ボール盤」「CNC」「3Dプリンタ」「真空おひつと真空脱泡機」「はんだ付け台」「水槽」等場所が必要なものがたくさんある状態なので、まずどこに何を置くか考える必要がありました。

計測した上でレイアウトを考えたものの、本当に置けるか途中冷や冷やしていましたがなんとかなってよかったです。

この後、このCNCのアップグレードが実際どれほどのものかテストも行ったのですが思ったより長くなったので次回にまとめます。